マンハッタンカフェ
今週も平日はあと3日。ということであと3頭記憶に残る馬をピックアップしておきましょう。
今日はマンハッタンカフェ。競馬を始めてからではセイウンスカイと並ぶ最強ステイヤーです。
2001年といえば…高校入試ももう近くまで、という(忙しいはずの)年でした。
ちょうど前の年あたりから関東馬ひいきをやめて現実路線に(西高東低が著しくなってきたため)方向転換していたのですが、菊花賞のメンバーを見て思ったのが関東馬の少なさ。これはありかも…と思って15頭中2頭しかいなかった関東馬から本命にしたのがこの馬でした。なんとも安直な理由ですが。
馬券の収穫はまあまあでしたが、今後への収穫は大いにあった一戦でした。
そして暮れの有馬記念。
本命は変わらずマンハッタンカフェ。どうしてもはずせない古馬3強との馬連・ワイドBOX。それから…
2001年といえば、(2日前でもう5年になりますが)アメリカ同時多発テロのあった年です。
そんなわけで、塾の競馬好きの先生と有馬記念の予想をしていたところ、「今年はアメリカの年だったから」ということでマンハッタンカフェ・アメリカンボス・ダイワテキサスのアメリカ関係の馬名をピックアップして馬連・ワイドのBOXを追加することになりました。
さてレースはホットシークレットが出遅れ。逃げ馬不在でトゥザビクトリーがマイペースで先頭。番手につけていたアメリカンボスは向こう正面ではやくも手ごたえが怪しく…
そんな中中団には春秋グランプリ制覇を目指すメイショウドトウ、それをマークするチャンピオンホース・テイエムオペラオー。
しかし4コーナーにさしかかるところでマンハッタンカフェの手ごたえが絶好で、あの時点で勝ちを確信した記憶がまだ残っています。
直線では伸びあぐねる8枠2強を尻目に切れのある末脚でまとめて交わし去り、世代交代を高らかに宣言しました。
…。勝ち馬に気をとられてすっかり馬券を忘れていました。掲示板の2着が「1」!アメリカンボスではないですか。あの手ごたえでここまでしぶとく粘れるとは…
あの皐月賞以来のクリーンヒットでした。
そんな思い出深いマンハッタンカフェも今年から産駒がデビュー。母Subtle Changeのもっていた豊富なスタミナをいかんなく伝えて、同じくサンデー産駒でスタミナ系のダンスインザダークを超えられるようがんばってほしいものです。
ただ現役時代の成長のゆっくりさと距離適正を考えるとまだ産駒の活躍は先になりそうです。長い目で見ましょうか。
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