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2008年10月 7日 (火)

一息ついて

スプリンターズSはおそらく今年のmy国内ベストレースになるでしょう。タイムやペース面ではややGⅠらしからぬゆるんだものとなりましたが、それを差し引いてもとくに鞍上を中心とする裏に隠れたドラマがたくさんあって感動的でした。

真っ先に駆けつけてきたのが同期の後藤ちゃんだったというのもしんみりきます。

で、その夜のロンシャン。予想記事に追記したようにアベイユドロンシャン賞でギャロがとんでもないチョンボをやってしまったのが残念でしたが、メインレースではそれを忘れさせてくれるいいものを見ることができました。

 

馬場があまりよくないとのことでマーマレイド公の評価を下げ、かわりに渋った馬場なら多少はやってくれるだろうとYoumzainに期待を寄せてレースを見ることに。

やはりRed Rock Canyonがハナを奪う展開。SchiaparelliIt's Ginoのドイツ勢が実質レースを引っ張っていましたが…なぜかメイショウサムソンは後ろ。スタート後の不利があったようですが、やはりあの馬にあの位置では…。

一方本命Soldier of Fortuneは今年も先行して前を狙えるいい位置。Zarkavaは外へ出さず馬群に突っ込んでいきそう。さてSoumillonはどうさばくんだろうか…

フォルスストレートから直線に向いたとき、ソルジャーは早くも前を射程圏にいれる3番手。ラチ沿いからIt's Gino、これが思いの外しぶとく粘ります。
この2頭の間を狙おうとしているのが…いつの間にYoumzain。やはり来ましたか。そしてZarkavaは内の馬群が空いたところからすごい勢いで一気に伸び…すぎて前の馬群に包まれるかたちに。
マーマレイド公は予想通り伸びあぐね。

このままIt's Ginoさえ競り落とせば300mふんばって何とかいけるはず…

…しまった!そこをあけちゃ…

時すでに遅し。よりによってソルジャーが前をとらえにいったところであいたスペースをあっさりZarkavaが突き抜けていきました。
スローで見るとすぐにわかりますが、一頭だけムチがほとんど入っていません。あの舞台でも余裕で勝てるとは…。

そしていつの間にかYoumzainが2番手に。強いんだか詰めが甘すぎるんだか…これには笑うしかありませんね。

ともかく1年前のマルセルブサック賞ですごい勝ち方をした女傑がそのまま誰にも先頭をゴールを譲らず、同じロンシャンの大舞台でチャンピオンにふさわしいレースをしてくれました。

 

日本でも一息ついてのプレップ2重賞。荒れそうにないなぁ。

 

<海外>

欧州競馬も最高潮を越え、今年のGⅠも残りわずかとなりました。今週はひさしぶりにイタリアでGⅠ。マイルのヴィットーリオディカプア賞がありますが、この1レースのみ。
BCまであと2週のアメリカでは3歳牝馬のクイーンエリザベス2世チャレンジCのみ。

国内外ともに一息ついた番組となってますね。

しかし世界を取り巻く状況は一息もつけなくなっています。競馬界でもセールの売り上げを見れば一目瞭然。投資家の足がすくむことから金融市場が冷え込むのですが、サラブレッドの世界でも同じ。今後の状況が日常生活での景気とあわせてどう推移していくのか心配です。

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