今年の競馬はもう「やめ」だ
2011年は競馬開催の中断、馬券発売の中止とたぐいまれな年になりました。
そんな1年を締めくくる有馬記念は、勝ち馬が別次元で強かった以外、どうしようもなくレベルの低いレースで終了。
ペースの遅さは見てるだけでわかりましたが、まさか14秒までラップが落ち込んでいるとは。
欧州競馬をよく見ていますが、ペースメイカーの存在意義がわかる一戦でした。
(もっとも、ヨーロッパは有力馬どうしの駆け引きが一番おもしろいんですが)
今年もやはり混雑。
有馬記念(とダービー)だけ専用コーナーもうけて買わせたらいいのに。まったく迷惑な話です
…とグチってもしょうがない。
落ち着いて平常心、平常心。
土曜も樅の木賞が的中でしたが、10月半ばから2歳戦は勢いが落ちませんでした。
軽く単複だけに控えましたが、3連複でも余裕で…いやいや、ワイドを流していない人が言えるセリフではありませんね。
この後コスモロビンで大知くんにまたまたお世話になりました。マサミの手から離れて、かなり走るようになりましたねぇ。
そして、有馬の前に勝ちが決まった八女特別。
前予想の段階でも、難解なレースだと見ていましたが…やはり12頭も印が回ってしまいました。。
返し馬を見て主軸は決まり。
あとはヒモ穴の選抜。前走から2頭が埋まったので、あと買えるのは1つ。
残った候補がシャイニーダンディとメタギャラクシーでした。
ここでものさしにしたのがサクラエクスプロー。
前者は敗れていますが、後者は勝利。しかもペースが遅いと見るや、ぐいっとマクって押し切った内容が秀逸でした。
ほんの短時間ですが、馬柱を見ながら即座に頭の中でレース映像を再生するという、私しかできないあろうワザを駆使して最後のイスを埋めました。
こういう多士済々で難しいレースに強くなりたいとは日頃から思っているので、結果が伴えばうれしいものです。
単勝オッズを見ていたら、単複まできっちり手が回るのですが…そのあたりがまだまだ。
でも、どうしてこんなに人気がなかったんだろう?
ともあれ、ラストの競馬デーをいい形で締めました。
なんだかんだで、馬券発売を中止した週があったにもかかわらず毎週どこかで馬券を買っていました。
全国6つのJRA競馬場に行きました。
工事中の中京も、震災で修理中の福島も。でも中山は勝率維持のため見送りました。
天皇賞は淀を通り越して仁川、宝塚記念は仁川を通り越して姫路とへそを曲げてもみました。
ウインズも16カ所行きました。
世の中は自粛ムードが重く漂っていましたが、幸運にも大きな被害を受けなかった立場なら娯楽は楽しめるだけ楽しまないと。そんな1年でした。