逆転現象
馬を見ないでまとめ買いした時がよく、馬を見た時がかえってダメという…
と、先週は自信をなくすような結果でした。
去年の夏、こんな一言を書いていました。
夜行バスを滑り込みで確保できたので、朝の仙台をうろちょろしてから福島へ。
…寒いっ6月なのに吐息が白いのには恐怖を覚えました。
なにしろ半袖オンリーでしたから。
去年は入り口が封鎖され、非常用通路を通って馬場内へ行きましたが、今年はごらんの通り。
前回、人気がさみしいぐらいなかったのですが、にわかに活気が感じ取れました。
あいにく雨の開幕日となってしまいましたが、そこには競馬場のあるべき姿が戻っていました。
いかにもローカルというべき、のほほんとした雰囲気。
じつは右回りの競馬場でレースを生で見るのは数年ぶりで、返し馬がなかなか回ってこないと(すっかり府中の感覚で)見てしまっていました
つまり、直線を馬群が逆方向からやってきて初めて気づいたという…
ちなみに右回りのコースだと気づいたのが写真のとき。杉原くんはこっそり期待しているのですが、けっこう見合ったペイをくれます。
あとはサマーソングが突き抜ければ…逃した単勝分だけマイナスと惜しい結果でした。
日曜も飽きたらず、山梨に出かけるため府中へ寄り道。
人気が他にいるぶん、妙味が出ていたので500円に抑えてもありがたい配当になりました。
ちなみに杉原くんは単なる鞍上買いでした。前走を見てうまくかみ合えば…という程度でしたが、びっくり。
他で元を返し、さらにそっくり上積みしたのがカシュカシュ。
前予想がガチガチ決着だったので、それでは何らおもしろくないと気になって買いました。
持ち時計を見てまずないなと踏んでいたので、いい意味で裏切ってくれました(苦笑)
メインもそうですが、2人の減量若手さまさまでした。
もったいなかったのはビスカヤを見落としたこと。
函館メインは最内2頭で思考停止したので、レースを見るまでそこから外の馬をまったく知りませんでした。
その2頭とワイドが両方ありえない配当になってる…
余談ですが、福島には前夜に購入した馬三郎を携えて行きました。
馬三郎の発売範囲は関東1都7県だけ。
投票のため離れて戻ると、見知らぬおじさんがガン見
「この新聞いいね~」とベタ褒めしてました。
その後、同じく投票のため離れて戻ると、今度は若いカップルが
意外とニーズがあるのでは?
先週、"1年ぶりの北陸に"とか書いてたら、無性に行きたくなってきたので行ってきました。
去年と逆に回るルートで、以下の街を巡ってきました。
高崎
十日町
直江津
高岡
小松
名古屋
雨にたたられましたが、各停なのにプラネタリウムを放映してくれたり、日本海側の静かな光景を眺めたりと旅三昧。
建設中の新幹線が完成すれば、旅路もがらりと変わるのでしょうね。
名古屋で寝泊まりし、日曜は…
スタンドになぜかぽっかりと空間がムダに広い以外は、プチ東京。
直線の坂を見れば、ローカルとは言い難いもの。
いつも通り、馬券はさっさと買って出発。
写真のあたりには下道ですでに静岡に入っていました。
大知くん、惜しかったなぁ。
と、その前に土曜もちゃっかり高崎で。
道中の展開でしめしめと思ったのですが、誤算だったのは彼らを差せる馬がいなかったこと。
単勝がかなりつく絶好のパターンでしたが、持っていたのはこれだけ。
ワイドという選択肢はありませんでした。
前者は馬柱を見てぴんときただけ、後者はフォンテーヌブロー以外の現級コース巧者がそろって勝負してみたかったレース。
土曜のプラス分で旅費の8割近くが戻ってきました。
前回とあわせて、高崎で買ったチャンピオンブルーはすさまじい回収率になっています。
中間、息抜きに川崎へ行きました。
オールドパサデナで確実に小遣いを稼ごうと思っていたのですが、馬場入場時点で終了。
ナイターに戸惑ったというよりは、中央とは決定的に異なる観客の近さにびっくりしてしまったのでしょう、ずっとスタンドに顔を向けたまま怒るようにしていました。
さすがに度外視でいいでしょうが、これで好走などとうていムリ。
あきらめモードで返し馬を見ていると、やたらと動きのいい馬が。
あわてて駆け込みで買いに行きました。
どうもジョッキーの腕でもってきた感じがしますが、ダテに中央GⅠを勝ってはいませんね。
前のエントリでそれっぽいことをにおわせてましたが、クラス編成直後は深く手を出さないのが無難。
ということで、新潟へ旅に出ていました。
今月は週末旅行に明け暮れようかな。
1年ぶりの北陸に行きたくなってきたし。
異常な高速馬場は嫌いです。
やっと東京芝が終わるので、それまでは特に自重しておかねば。
引き続き土曜はスルー。
片手間でちょっとだけ前売りも買いましたが。とはいえほんのちょっと。
やはり見送って正解でした。
さて、この時期は降級も絡んできてメンバーが集まりにくいタイミング。
さらに2場開催となればなおさら。
さすがに手こずりそう…案の定、苦戦でした。
まさに紙一重での攻防でした。
少しでもゴール板が違っていれば悔しい外れor安値だったでしょう。
やっとクリスマスマーベルでまともな馬券がとれた…
(ひねくれた根拠で)ダービーはこの馬で、といっていたのですがドラマチックな結末でした。
ダービーで本命馬が勝ったのは…なんとなんと初めてのダービーだったサニーブライアン以来。
今年はクラス編成が前倒しになり、新馬戦が早くもスタート。
そして東京・阪神というものすごく新鮮な組み合わせ。
その翌週は函館も加わる、もはや先にも後にもなさそうな3場開催。
土日とも旅打ちなので軽くしかやりませんが、マイルのLucky Nineには期待もあります。
トーセンブリッツは勝って同クラス…さすがに次は人気背負いそう。
あの勝ちタイムは春開催でも出色だったような。