帳尻あわせの雪
今年は冬の到来が遅く、札幌の初雪がまだと聞いて内心ラッキーだと思っていた旅行前。
これなら去年みたいな雪に困ることはなかろう。
羽田便が1往復しかない何ともさみしいオホーツク紋別空港に到着。
羽田or成田のJAL/ANA発着便は離島をのぞけば全制覇しました。
オホーツク海側は日陰に雪が残るぐらいで晴天に恵まれました。
紋別市でしばし滞在した後は滝上町へ。
長い峠道でようやく積もった雪が見えてきました。
さすがに上川町になると歩道は雪に埋もれていましたが、まだ去年よりはまし。
夜、時間が余っていたので足慣らしもかねて旭川市内をランニング。これならだいじょうぶかな。
翌朝、起きて外を見ると真っ白。一晩降り続いたのか…
買物公園通りを散歩してみましたが、人が歩いた轍のところしか歩きたくないぐらい雪が積もってしまいました。
ただ、本番はこれから。
旭川よりぐっと人が少なくなる深川市。バス停まで雪をかきわけ到着。
駅からセイコーマートが遠い沼田町。とはいえ1kmもないのですが、かなり遠く感じたのはもはや歩いた形跡がない積もりっぱなしの歩道を開拓していたから?
留萌市は海が近いこともあって、思ったほど雪は多くありませんでした。
ちょっとだけ色合いを細工したら、まるで昭和時代。
写真でもわかるとおり、秩父別町に戻ってくると11月とは思えない大雪に。
ここからバスの乗り継ぎになるのですが、旭川からの留萌行きがなかなか来ない。
しびれを切らして電話をすると、神居古潭で事故渋滞に巻き込まれたとのこと。間違いなく雪のせいだ…
引き返そうにも別の手段がなく、奇跡を信じて待っていると定刻30分遅れでバスがやってきました。
北竜町にて、速攻でセイコーマートに立ち寄りつつ1日4便のバスにぎりぎり乗り継げました。
さて、川を渡って新十津川町に入ったとたん積もり放題の雪がなくなりました。
歩いて石狩川を渡った先の滝川市でも同じ。ただし、凍結がひどくかなりスリップする。
少し奥の赤平市と芦別市にも行きましたが、共通して雪よりも路面の凍結が目立ちました。
美唄市にも行くつもりだったものの、このあたりは雪雲が流れ込みやすいらしく吹雪いていたため断念。ひさしぶりの江別市で夕食をとりました。
札幌で一晩過ごし、起きると晴れてはいるものの歩道が一様に公共のアイスアリーナ状態。
去年の函館でも体験していますが、正直こっちの方が怖いですね。
競馬場から琴似駅までの間を歩いていると、ガラス玉のような氷塊(メロンほどの大きさ!!)が時折行く手を阻んでくれました。傾斜のあるところでこれを避けようとするとスリップして止まらない。
小樽や余市への観光客は多いでしょうが、こっち方面はあまり行かないですね。
バスの乗り換えを利用して余市町で時間をつぶし、市街地が一体化している共和町と岩内町を一気に回りました。このあたりは天気がめまぐるしく変わりました。
戻りも乗り換えを利用して仁木町に立ち寄り、小樽駅からはまっすぐ新千歳空港へ。
アンダーラインを引いたのが初訪問の市町村で、数えて16。
日帰りで行きにくいところをチョイスしてみましたが、さすがは広大な北海道だけあってまだまだたくさん残っています。
人口規模の小さい自治体が多いですが、そんなところにもセコマはある=市町村訪問の対象。
ということで会員カードを作ってしまいました(笑)しかもけっこう使ったし。
道民でないとなじみが薄いでしょうが、埼玉や茨城にも(駅から遠いところしかないけど)店舗はあります。
ちなみに翌週の競馬は、出馬表を見て勝ち目がないと土日とも全休。結果、大正解。
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