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2020年7月 4日 (土)

新感覚ダービー

今年は欧米ともに大幅な開催時期見直しを余儀なくされたクラシック戦線。
いつも過酷なアメリカ3冠がベルモントS(今年は距離短縮)から開幕し、真夏のダービー・トラヴァーズSはいつもと同じですが、9月にケンタッキーダービーがきて、最後のプリークネスSはブリーダーズC前哨戦のような10月となりました。

ヨーロッパ各国も開幕が後ずれして番組編成ががらりと変わり、いつもと同じ時期に開催した愛ダービーの翌週に英仏ダービーが組まれるという特殊な年になっています。そんな本家ダービーSをば。

 

やはり気になるのはBallydoyle陣営の使い分け。
例年は6月はじめの英仏ダービーへ戦力投入し(中旬のロイヤルアスコットをはさんで)月末の愛ダービーへという各国スイープが可能なスケジュールでしたが、今年はそれができず。

また、ジョッキーも国家をまたいだ「はしご」が困難で国ごとに戦力分散させているのがいつもと違うところ。
有力な前哨戦で知られるダンテSは本番の後の開催、逆にロイヤルアスコットが短い間隔ながら前哨戦という非常に新鮮みのあるダービーSとなりました。

人気想定はダービートライアルを制したEnglish King。デビュー戦でコケておきながらオールウェザー馬場で勝ち上がり、休み明けの前走を快勝してきていて印は外せないところ。
続くのは2000ギニーS覇者の2冠権利をもつKameko。むむ、アメリカ産でKitten's Joy産駒というところがアタマにしづらいですね。

Ballydoyle陣営でいちおう1番手となっているのがRussian Emperor。O'Brien厩舎なのに見慣れぬ勝負服…共同馬主が筆頭名義だからのようです。連闘ローテのロイヤルアスコットで勝っての参戦でけっこう間隔詰まってますが、火曜日の段階だとライアンが乗るっぽいですね。
ブックメーカーによってはこちらが上位になるところもあるMogul。今年の内容はいまいちですが、全兄Japanもここで好走して一気にスターダムにのし上がったこともあり無視はできなさそう。誰乗る?
2頭の次は良血Vatican City。未勝利勝ち上がりから愛2000ギニー2着でポテンシャルはありそうですが、きょうだいの成績を踏まえるとここは距離が長く感じます。

ロイヤルアスコットのキングエドワード7世Sが前哨戦のひとつとなる今年、制したのはPyledriver。戦績から人気がなかったのも納得ですが、よくこんな血統で走れたなというのが正直なところ。来たら降参。

コックドハットSでワンツーしたのがEmissaryKhalifa Sat。元返し人気の前者をシンガリ人気(4頭ですが)後者が下した一戦ですが血統的には後者に伸びしろがありそう。人気になるEnglish Kingの鞍上をフランキーに譲ることになるMarquand(インタビュー映像見たらまだ若手のようです)が継続騎乗でどれだけ意地を見せられるでしょうか。Kamekoと同厩ですね。

 

もともとダービーSはJRAの海外発売候補に入っていたひとつ。
エクリプスSよりもこっちを発売してほしかった…ので印までは書きません。

ただ、がんばり具合ではKhalifa Satをチェック馬にするかも。

 

木曜になって乗り手が決まりました。

けっきょくライアンはMogulを選び、Russian EmperorにはセカンドのHeffernan(もう国またぎしていいんだ…)。ブックメーカーのオッズも逆転していました。
チームO'Brienの中ではラビット役とみられるサブの馬にDoyleやBuick(ということはGodolphinは出走なし)が乗るという例年ではありえないアブノーマルさを楽しむことにしましょう。

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