馬場よりもスピード化
先日、クラブ会員の友人と「どの馬に出資するか」の談義をしていたところ、「ダートになるとしてもこてこての血統で走るのはきつい」という話題に。そこから高速馬場の話になりました。
この春の東京開催、信じられないようなタイムが連発。すこし広げて半年で4つの距離でコースレコードが塗り替えられました(うち3つが同じジョッキー)。
よく「馬場をいじっている」ようなコメントを目にしますが、私はそれは違うのでは…と思っています。
単に日本競馬の指向性がスピード化しているんだ、と。
突き詰めれば、より速く走ることがサラブレッドの宿命。
その究極を目指す最先端にいるのが現在の日本競馬なのではないでしょうか。
だから走る舞台は同じでも馬自体のスピード値が全体的に上がっているから、自ずとタイムが塗り替えられていく。
そこで気づいたのですが、私がチェックを入れる馬たちの血統はことごとくその潮流と反対。
そうしたチェック馬中心で馬券を組み立てれば…そりゃ当たるワケがない。
と、ようやく絶不調の本質にたどりつきました。
雨が降るか、開催が変わらないと負けが続くのは間違いない…